国鉄筑後小郡駅

大分自動車道の高架下に今もホームだけが残っている。甘木鉄道になるまえの国鉄甘木線筑後小郡駅だ。18年ほど前、高校生の頃に見た様子とまったく変わっておらず、砂っぽい高架下にホームと上屋がたたずんでいる。甘木鉄道になったときに、西鉄との乗り換えを便利にするために500mほど駅を移動、もちろん国鉄の頃は日中まったく列車が走っていなかったのが、今は日中でも30分ヘッドで走っているのでそこそこの利用はある様子。

駅舎があったと思しき場所にはマンションが建ち、道幅がちょっと一瞬広くなるあたりが駅前広場の一角になるものと思われる(参考:昭和56年度の航空写真:国土画像観覧システム)。もうすっかりまぎれてしまってわからないんだが、ここでも街の姿はだんだん変わっていく。先のことなんてわからないんだが、すこしでもよりよい方向へ、というのを考えていかないといけないわけで。