西船橋から30分弱で終点の東葉勝田台に到着.自動改札を抜けると、1時間弱の乗り越しで1000円弱(東陽町東葉勝田台840円)引かれてびっくり.


建設にあたり、当初より地権者の抵抗もあって用地買収は難航した。当時、千葉県の収用委員会が機能していなかったことがこれに拍車をかけたと言われている。さらに手抜き工事によるトンネル陥没事故やバブル期の土地高騰の煽りを受けて、建設費は当初予定を遙かに上回る結果となった。皮肉な事に、全線開業の時期はバブルが弾けた後の不況の真っ最中であり、沿線の住宅地は開発が進まなかった。その上、JRの電車特定区間運賃の約2.5倍となるあまりに高額な運賃となっている。そのため、利用者からは「金持ちしか乗れない電車」などと言われたり、鉄道ファンからは「東葉高額鉄道」と揶揄されたりすることがしばしばある(運賃も参照)。そのため収益も予定通りに伸びず、厳しい運営を強いられている。
なるほどねえ.西船橋からだと、東葉高速鉄道で21分、610円.京成線だと同じ所要時間で310分、と圧倒的な料金差に改めて驚く.とはいえ、近いといっても30分も走るとなんだか空が広い。駅前に止まっているバスは、俺のいる会社の物流子会社のセンター行きの送迎バスだった。どうもこのあたりはそういうところのようだ。