東葉高速線に乗ってみる

毎日通勤で東京メトロ東西線に乗っているんだが、東西線はそのまま乗り入れてJRを跨ぎ、東葉高速鉄道まで入ってゆく.仕事でJRとの接点の西船橋まではよく乗るんだが、地上に出てからだんだんマンションが一戸建てに変わり、住宅の面積が広くなって、やがて新興住宅地と昔ながらの漁村が混じるようになって、やがてまた古くからの開発地域に入ると西船橋.結構この変化が面白いんだが、さてもっと向こうまで行くと何があるのか、東京の鉄道の相互乗り入れというと遠くは東は印旛日本医大とか、西は久里浜だろうか、とにかく遠いところというイメージがあったのだが、この東葉高速鉄道は車内に貼られた路線図を見る限り駅数も10駅もなく、そんなに遠くもなさそうな感じ.というわけで、通院がてらちょっと行ってみることに.夏の日差しが強い日.

いつもの通勤電車のように大手町から東西線へ.お盆の昼前の電車はなんとなく空いていて、南砂町を過ぎて地上に駆け上がると射すような日差しが車内に入ってくる.何もかも車窓が白く輝いていて.

西船橋で後ろからやってきた快速に乗り換えて、東葉高速鉄道へ.日常のすぐ隣にある景色なんだけれども意外なほど緑深く、宅地化が進んでいるとはいえ合間合間に畑や雑木林が広がっている.空席の目立つ車内、やたらと長い駅間を高速で飛ばす様子はちょっとつくばエクスプレスに似ているのだが、さて全線開業は1996年、もう10年も立つのだがなんだか沿線開発が進んでいないような気がする.なんだか無駄なような気がするなあ、とか、住むにはいいのかなあ、とか考えたり。