行徳(T20)

さて、大手町から乗り継いで行徳へ.土曜日の昼さがり、郊外に向かう電車はがらがらで、千葉に向かうにつれてだんだん空も広くなってきます.ホームも2面島式でもう郊外の駅、といった感じの行徳駅.なんでかスタンプの柄が単なる駅帽なんですが、なんででしょうねえ.ほかになんかないんかしら.

駅からぶらぶらと海のほうに歩いていって見ました.
このあたりは昭和に入って埋め立てられたところで、大正時代までは干潟が広がり塩田も多くあったとか.駅の北側に"湊""関ヶ島"という地名があって、南には"入船""塩焼"といった地名が."宝""幸""日之出"といった縁起のいい地名は今だったらひらがな地名になったりするような、埋め立てた当時(〜1960年代)の流行だったんでしょうかねえ.

15分ほどで「市川野鳥の楽園」.昔ながらの干潟をそのまま残してあるのかと思ったのですが、人工の干潟のようです.ただ、木や葦、薄が生い茂って逆光にきらめいています.


マンションのフェンスにつたうヒルガオが、ここが海であることを主張している様.
ここからバスに乗って隣駅の妙典駅へ.向かうにつれて、さらに住宅が疎になり、真新しい団地やマンションが多くなってきます.この辺って買ったらいくら位するんだろ、と思って調べて見たらファミリーマンションで3〜4000マソくらいからか.途中スキップフロアの高層住宅があったのですが、珍しいですねえ.あとメゾネットタイプのアパートがやたらと多いのはファミリーの街だからでしょうね.