長崎ランタンフェスティバル


久しぶりに出張で博多駅を通ったら、改札口の上、赤い提灯が目に留まった。そうかあ、旧正月春節に合わせた長崎ランタンフェスティバルは今週からだっけ。

平成6年からはじまったこの観光イベント、福岡では至る所で広告を目にするようになった。改札で見ていると、アジアからの観光客と思しき家族連れがじっと見ている。手にはJAPAN RAILPASS。どこから来られた方かはわからないけれども、日本人が見ても派手な赤い提灯は目にどう映ったんだろうか。駅員に聞きながら、改札を抜けていっや。

今や100万人近くの動員があるイベントになったランタンフェスティバル。こういいながらまだ眼にしたことはないんだが、

街中をランタンと大型の電飾で飾り、龍踊などのイベントがあって、スタンプラリーがあって…というイベントだとか、今や100万人近くの観光客が集まるという。街を歩き、ランタンを眺めつつ買い物とか食事とか…、遡ること平成6年に、中華街等で小規模に行われてきた春節の祭りを拡大したもの、ということ。

長崎出身の同僚に聞くと、「毎年同じだから、地元の人は行くのかなあ?」とか言ってたが…
ま、こういうイベントなんてそんなもの、といえばそんなもんだ。博多の代表的な祭りであるはずの「博多どんたく」だって、わざわざ地元の人が見に行くようなもんではない(出に行く、というのはあるけど)と思っている。
ただ、長崎、といえば「街歩き」を突き詰めていった「さるく」。このランタンも、「さるく」コースも設定されていて、地元の人にも好きな人には受けそうだ。地元の人も遊びに行くようなイベントも併せられるといいんだけれども、実はやってるんかなあ?

街っていろんなことが同時にできると楽しいだろうなあ、ということで。観光客を呼び込むのもいいんだけれども、リピーターを増やしていくには地元の人がそこでお金を使ってくれる、地元の人が楽しんでいると、きっと観光客にも「おっ?」という形になるんじゃないかなあ、と。

と、行ったこともないのに言ってますが、やっぱり同じ九州のお祭り、応援しています。