うどんいろいろ

福岡に帰って1年、すっかり博多のやわらかいうどんに慣れてしまった今日この頃です。福岡(博多)はうどん発祥の地、といいますが、ずっとなんとなく生活の中にあったうどんが改めてこの何年かじわじわっと注目を浴びているようで、筑後筑後筑後うどんをなんとなく売り出し中だとか。

特に福岡のうどんって、讃岐うどんのように一軒一軒の個性ってあんまりないような気がするんですよね。確かにおいしい、おいしくない、ってのはありますけれども。だから売り出しても讃岐のような楽しみ方、人気の出方ってあんまりしないような気がするんですけれども、でも同じような優しい味が、生活の中で毎日のように食べるにはちょうどいいような気もします、名物とまでは行かないけれど、なんとなく街と一体感のある味なんでしょうかね。

川端商店街の真ん中くらい、チェーンでよくみる博多ラーメン「はかたや」の角を曲がったところにあるのが「川端うどん」。昼には開店しているのに朝までやっているので、昼夜問わずよくお世話になります。

えー、移転ですかあ。正直こまるー・・・まあ博多駅までそのあと歩いていくことを考えると、同じようなものか。
でも、また川端商店街の個性が一個減ってしまうような気がします。やっぱり商店街って、中でごはんが食べれる、というのは大事だと思うんですよね。もちろん他に多くの店がありますが、子供から老人まで、といえばうどんじゃないかなあ、とかも思うのです。

で、うどんといえば。


豚骨ラーメンの牙城、うどん誕生の地に挑戦状‐。つけ麺(めん)やうどんなど各地のご当地めんが相次いで福岡市中心部に出店する中で、北九州・小倉発祥の肉うどん「どきどきうどん」が静かなブームを巻き起こしている。関係者によると、この1年で博多区を中心に少なくとも4店が進出。生き残りを懸けて“福岡めん戦争”に参戦した店主たちは「ほかにない衝撃のうどん。小倉のB級グルメの王様を広めたい」と意気込んでいる。

 どきどきうどんは、約40年前から北九州市小倉北区小倉南区で親しまれる隠れた名物。語源は諸説あるが、安価だった牛のほおやすじの肉が「どぎ肉」と言われたことに由来するという。「どぎどぎうどん」などと呼ばれたりもする。

小倉北区と南区ってあたりがポイントですね。門司あたりでも出てきたような気がするけれども。