西鉄バス、バスカード廃止

5年後までに100万枚を目指すというIC乗車券「nimoca」がなかなか普及しない理由のひとつとして、個々の磁気カードのほうが割引率が高いから、というのがよく言われていますね。福岡都市圏でも見たところ圧倒的多数のお客さんがバスカードを使っている様です。4枚折扉が開くガチャン、という音と次々にバスカードを通すピピッ、という音を聞くと、福岡に帰ってきたんだなあと思うのは俺だけでしょうか。
で、上記の特快3に乗ったときに、前に「西鉄バスカードの廃止について」というお知らせが貼ってあって、あれ、廃止するの?と思ったんですが、昨日リリースが出されているんですね。

東京では共通バスカードがまだまだ現役ですが、福岡では1社でほぼ完結しているのでこのあたりの動きは本当にすばやいです。廃止の理由としては、ランニングコスト、特に機器の保守運用にかかる経費の削減ということのようですが、金券式回数券も姿を消すのが早かったよなあ。ちょっとさびしいものです。
しかし、払い戻しの計算式がのっているんだけれども、そうなの?ちょっと不思議です。

事実上の値上げ、という表現はどうかと思いますけれども、やはり一般にはそういうとらえられ方をしてしまうんでしょうか。このあたりは流通のポイント制度と同じですかね。