甘木バスセンター

昨日の続き、甘木をふらふらと歩き続ける。
一番街商店街を抜けると、甘木バスセンターに出る。

バスセンター、という名前はついているが今は何もない。ただ国道から入った島式ホームがぽつんとあり、プレハブの待合室があるばかりだ。杷木と朝倉街道、二日市を結ぶ40、41番と、福岡と甘木を都市高速経由で結ぶ400番が発着するばかりで、ここから秋月や田主丸への線が発着していた面影は全くない。地方交通の現状を見せられる思いだ。もちろん、路線委譲された甘木観光バスがこのターミナルを使用していないから、というのもあるんだけれども。待っていると杷木行きが数人の乗客を乗せて走っていった。

昔はこのバスセンターも、西鉄ストアの下にあるいわゆるバスセンターだったというんだが、中心市街地の衰退とともに店舗は閉鎖、今はコインパーキングとバス停が残るばかりだ。

朝倉市のページにこういう計画を見つけた。通行量を倍増・・・かあ。
簡単に考えると、中心市街地にマンションを建設して居住人口を増加、スーパーなどを誘致する、商店街ではイベントなどをやってにぎわいを作る、ということだろうか。こうしてみると、どこも計画なんて一緒といえば一緒じゃない?とも思うし、そんなに簡単にいくの?という気もしないわけではない。街中に住もうという人が、どういう訳で住もうとしているのか、ということに尽きるような気がするんだが、どうやって「住んでもらおうと」しているのかがどうも正直わからなかったり。