甘木、町の中

秋の日は釣瓶落とし、駅に着いた時点ではわずかに明るかった空もすっかり暗く、急速に寒くなってきた。ここから駅の中心部にぶらぶらと歩いていく。車のライトが次々と追い抜いていくばかりだ。

甘木中央通り。なんかひっそりしている。ぽつぽつと商店の明かりは見えるんだけれども、あ、地方都市って15年位前からどこもこんな感じだよなあ。

さらに小さな路地を通っていくと、飲み屋街のようなところに。狭い街路にぽつぽつと飲み屋が点在していて、街、というほどでもないんだけれども。


さらに一本。路地の向こう、ぱらぱらと商店が集まっている。そして、その向こう、鳥居の先にはアーケードの出日地がぽっこりと口をあけていた。あまりに唐突な商店街の終わりっぷり、暗くてよくわからないのだが、このあたりもにぎわったりしていたのかと。

という訳で、つづく。