まちの駅、とは?

・・・まちの駅?と思われるかもしれないが、会社の先輩で趣味でやっておられる方がいたので、ちょっと話を聞きに行ってきた。

まちの駅?みちの駅、じゃなくって?とか思われるだろうが。

  • 人と人の出会いと交流を促進する、ヒューマンステーション

「まちの駅」とは、地域住民や来訪者が求める地域情報を提供する機能を備え、人と人の出会いと交流を促進する空間施設です。また、まちづくりの拠点となり、まちとまちをつなぐ役割を持つものです。人と人をつなぐ場であるということから、ヒューマンステーションと呼ぶことができます。

  • 機能は・・・まちの窓口、サロン機能など

機能は、・まちの窓口としての案内機能(窓口機能)、・人の交流を促進する交流機能(サロン機能)などを持ったものです。そして、何よりも重要なことは、その拠点が何らかのテーマを持っており、オープンな空間であるということです。

  • まちづくりテーマをつなぐ、テーマステーション

それぞれの「まちの駅」には活動テーマがあり、そのテーマを連携させることで、豊かなまちづくりに貢献することができます。人々が運営する諸施設のテーマには、福祉、医療、アート、教育、スポーツ、観光、農業、海など、様々なものがあります。「道の駅」はドライバーの休憩拠点というのが大きなテーマであり、「道の駅」も「まちの駅」のひとつと考えることができます。「まちの駅」は、テーマとテーマをつなぐ場であるということから、テーマステーションと呼ぶことができます。

  • 行政・民間を問わない設置・運営形態

「まちの駅」は主に、既存施設を活用して設置することを想定しており、その設置・運営主体は行政・民間を問いません。行政版の「まちの駅」と、民間版の「まちの駅」が連携することで、大きなネットワークができます。民間版の「まちの駅」にこそ自由な工夫が許されるといえます。

上記の「まちの駅どっとこむ」より転載させていただいた。
ちなみに、みちの駅の役割は、

長距離ドライブや、女性や高齢者のドライバーが増加するなかで、交通の円滑な流れを支えるため、一般道路にも安心して利用できる休憩のための施設が求められています。
また、これらの休憩施設では、地域の文化、名所、特産物などを活用して多様なサービスを提供することが望まれています。
さらに、これらの施設ができることで、地域の核が形成され、道を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待されます。 こうしたことを背景として、 道路利用者のための「休憩機能」、 道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、 そして「道の駅」 をきっかけに町と町とが手を結びあう「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ休憩施設「道の駅」が誕生しました。
どっちも休憩と交流、情報発信という点ではまあ同じといえば同じなんだが、設置要綱等から考えると、かなり違っている・・・ってこの辺をまとめようと思ったら、当然のことながらWikipediaにまとめられている(´・ω・`)

道の駅とまちの駅は、地域への来訪者にトイレ・休憩場所を提供し、観光案内等様々な情報を発信するという機能面ではよく似ている。しかし、まちの駅は以下のとおり道の駅とは違った特色を持っている。

  • 設置主体に制限がない

建設省(現国土交通省)道路局が定めた「道の駅登録・案内要綱」(平成5年2月23日建設省道企第19号)によれば、道の駅を設置することができるのは、「市町村または市町村に代わり得る公的な団体であること」とある。つまり民間では設置することができない。それに対してまちの駅は、行政であれ民間であれまちの駅として必要な基準を満たしていれば設置が可能である。

  • 設置場所に制限がない

道の駅は基本的には自動車運転者のための休憩施設である。したがって、特に設置場所についての限定こそないが、幹線道路沿いに設置されることが期待されており、現実にほとんどの道の駅がそのような場所に設置されている。これに対してまちの駅は人が休憩したり集ったりする空間であるため、どこでも設置することができる。

  • 設置・運営に際しほとんど費用がかからない

一部には市町村が市民ホール等公の施設を設置し、そこをまちの駅としているところもあるが、ほとんどは民間の商店等が店内の全部または一部をまちの駅として来訪者に提供している。またその場合まちの案内人といっても、店長・店員らが商売の傍ら適宜案内をしたりするだけであるので、専門の職員を置いているわけではない。そのため、設置・運営に多額の投資が必要な道の駅とは異なり、費用がほとんどかからない。

誰にでもできる、簡単にできるのがこの「まちの駅」で、勿論だからこそたとえば道の駅の大事な機能である「24時間トイレが利用でき、休憩スペースがある」とかそういうことは時間制限があったりして出来ない(もちろんそうじゃないところもあるけれども)んだが、むしろいろいろな交流機能というのをクローズアップできる訳だ。商店街の店舗、よく休憩スペースがないとかいって空き店舗でそういうものをつくるよりはいいと思うのだ。
ただ、誰にでもできるということは、やる気のある人が必要ということで、たとえば俺がそうなれるのか?とか考え込んでしまったり。

・・・という訳で、本題は翌日に続く