残念な天気だったんだが

朝起きると、やはり富士山は見えない。眼下にはうすらぼんやりと朝日を浴びて駿河湾が広がっている。ちょっと残念だ。

ブルートレイン、貨物列車、普通列車、ひっきりなしに列車が行きかい、R1も今日も車が途切れることなく流れてゆく。今日も一日が始まる、そしてここから遠い町、近い町、みな動き出したことを感じる。

この場所はさった峠、峠、といっても海岸沿いの絶壁に刻まれた一筋の道といった感じなので、いわゆる峠とはずいぶん趣が違うが東海道の3大難所のひとつだったとか、親不知子不知の話が伝わっていたり、そういう険しいところだ。ただずいぶん日当たりがいいようで、もう咲いていた。