TXで常総線へ

sa-502006-04-29

昨日も午前様だったのですが、目が覚めたのは7時過ぎでした.用事はないのですが、久しぶりに北へ.今日は関東鉄道常総線にふと行ってみることに.

秋葉原の手前、総武線からちらりと万世橋の駅跡にDD51と青い客車の姿が見えました.交通博物館閉館記念の特別展示ってこれだったか.秋葉原からはつくばエクスプレスで一路守屋へ.
土曜日の朝のTX線は驚くほど空いていました.沿線にさしたる観光地もなく、特に連絡している鉄道もない(野田線常総線じゃねえ)、純粋な通勤(通学)路線に近いからでしょうか.各駅停車ですが、10分ほどで北千住を越えると、一気に沿線に畑が目立つようになりました.遠くのほうに望まれる住宅密集地は既存の鉄道線に沿って発達した住宅地でしょうか、まだTX線はこれまでの町や集落のあり方とも、これからの鉄道沿線の急速な住宅開発とも無縁なように、ただ地図上に直線を引いたらこうなりましたとも言いたげにぐんぐんとスピードを上げて走ってゆきます.
もちろん沿線の土地価格はかなり高くなっているでしょうし、そこここで住宅開発も行われています.駅の周りはいまこそ何もありませんが、そのうちどこかとつながるであろう幅だけは広い作りかけの幹線道路とか、区画が終わっただけの住宅地とそこに接続している昔ながらの森の中の道とか、こんな風景はたとえば多摩とかでも何度も繰り返され、東京の通勤圏へと取り込まれてきたのでしょう.

柏たなか駅近く、なんやらSCらしきもの建設中.


こんな風に、いたるところに旧来の住宅が取り込まれてたり.

さらに一面の田園風景の中を突っ切って、あっというまにさらに10分、守屋着.早い、というよりも沿線の風景の変化がいっそうそれを際立たせているような感じですかね.JRの常磐線でも常総線に接続している取手まで40分なんですが、時間感覚が違うような気がします.

守屋駅前はちょうど作りかけでした.奥のほうにぽつんと止まった関東バスがいい感じです.