清水港線の跡をめでつつ

いやあ昼飯なんてもう食えねえよ、清水市内、何回か前を通ったことのある「エスパルスドリームプラザ」とやらを眺めて見たり.

様はよくある再開発の商業施設なんでしょうが、サッカーミュージアムがあったり、ふっとサルコートがあったりするあたりが、うーん静岡.それよりもほう、と思ったのが青果の直売所があったり鮮魚の店舗が妙におおかったり、こういう施設にはいっているのってあんまりないんじゃないでしょうか.そういえば静岡って他のところに比較して直販所とか観光市場とかが妙に多いような気がするんですが、気のせいかなあ.かなりうらやましいですね.
裏はすぐ港、テルファクレーンが残されています.このあたりが国鉄の清水港駅で、木材を船舶から貨車に積み込むのに使われていたのがこのテルファクレーン・・・ってことらしく.

ちょっとぶらぶらと歩くとフェルケール博物館.


清水にはかつて清水駅から三保駅までに国鉄清水港線が敷かれ、旅客よりも貨物を中心とした鉄道路線が存在しました。一方、私鉄では明治41年(1908)お茶輸出のために軽便鉄道が静岡・清水間に敷かれ、後に静岡鉄道清水市内線(ちんちん電車)や木材の運搬を目的とした庵原軌道が活躍しました。それらは産業と港がうまくかみ合って輸出を伸ばす時代の象徴でもあったのです。以前は荷車が主力であったものが、バスやトラックの輸送も加わり物流の規模は大きなものになっていきました。
  今回は地域の鉄道をとりあげて、人と物の輸送つまり物流の根幹をなす鉄道輸送の歴史を紹介します。
軽便鉄道清水市内線や国鉄清水港線廃線となりましたが、その役割は大きなものがあり、歴史を辿ることはただの郷愁だけではなく、先人たちの苦難や知恵を知ることになり、今後のわれわれに勇気やヒントを与えてくれるものと思います。
小さいながらもまとまった展示でなかなかよかったです.そういえばこのフェルケール博物館って鈴与グループの運営になっていて、初めて鈴与が清水の会社であることを思い出したり.いつもお世話になってます.

・・・そんなことはさておき、静岡のこのあたりって好きでよく遊びに来るんですが、清水とかの市街地って全然知らないんですよね.来るときはいっつも車なので、「街」についてのイメージが全然もてないんですよ.だから「清水には路面電車が・・・」とか言われてもどうも鉄道ヲタとして「ああ、」とか思うんですが、どうも実感がないんですよね.やっぱり車での移動ばかりというのは問題があるなあと思った次第で.

再びR150、廃線跡にこのようなものが.
 
いやあ、春爛漫ヽ(´ー`)ノ