忙しい間は

なんだか息抜きがしたくなるのか、ぽつぽつとまた軽い小説なんか.

少年の描き方がうまい、と評判のあさのあつこさんですが、いやまあうまいなあ.
少年の描き方が、というよりも、そうあってほしい少年の描き方なんでしょうが、さて少年のころってどうだったんだろう.高校生向けくらい、というからこれはこれでいいのか.

しみじみといい、と評判ですが、本当にそんな感じでしみじみと小宇宙が広がる感じですね.映画化って、数式をどうするのかがよく分かりませんけど、きっとそれはそれで別物としていいんでしょう.数学は一つの宇宙だとは言いますが、そんな感じです.