じゃ廃車にするのか?

sa-502005-03-25

まったく新東京銀行、店舗がないもんだからATMをよりによって都営地下鉄の各駅においてみたり、石原都知事の考えておることは原理原則なのかもしれませんが合理性を欠いているような気がするのは俺だけでしょうか.


首都圏のディーゼル車規制などで東京都内を走行できなくなる中古の都営バス239台を、地方に売却する都交通局の計画に、石原慎太郎知事が24日ストップをかけた。これまで「運送会社は東京で引っかかる車を地方で使っている」と批判してきたこともあり、「メンツの問題。絶対に許さない」。交通局は同日、急きょ売却案を引っ込めた。すでに48台は売却契約済みだが、「白紙に戻せるかどうか、相手方と相談する」という。
売却予定だった239台は、試験データ偽造が明らかになった三井物産製の粒子状物質除去装置(DPF)が装着されていた。DPFをはずした後、規制が厳しくない地方のバス会社に売却することにしていた。
えーっと、DPFがあれなんですよね.で、外して売却する、と.でも地方では規制の範囲内である、と.一体どう問題があるのかよく分かりませんが、ということはこれらのバスは廃車になるんでしょうか.そっちの方がもったいないと思うんですけど.知事の権力が著しく大きい、というのは最近問題になるところですが、こう非合理的な判断に対するストッパーというのも必要な気がします.
とか東京新聞を見るとスクラップにするんですな.損失を三井物産にでも請求する気なんでしょうか。

この日の定例会見で、石原知事は交通局の売却方針を事前に知らなかったと明かした。「都が零細の(トラック)業者に犠牲を強いながら、環境問題に手をつけた。なのに、私の知らないうちに五十台をもう契約して売っちゃったと言う。私は『何で環境問題と取り組みながら合わせて考えない、報告してこないのか』と怒りました」と話した。売却撤回の理由を「国を動かす新しい環境の試みがふいになる」と説明した。
石原知事は今後、損失覚悟で中古の都バスをスクラップ化するとした。
同局は、山口県など六道県にあるバス事業者らと売却契約した四十八台について「契約を白紙に戻せるかどうか、相手方と相談する」と話した。
ま、とりあえず上司には報告しとけってこった.

せめてただで譲渡しなよ、もう.

いやマニア的にはうれしいんですけどね、古い車が地方で少しでも長く生きながらえるというのは.でもねえ、と思います.