東京都写真美術館:おたく展

昨日NHK出てたでしょ、といわれるのでどういうことかと思ったら、この宣伝NHKでやったってことですかorz.いやそんなんじゃないし、まあアレゲかもしれませんがそんなんじゃないですから、と意味不明の返答でごまかしておきました.結局其の番組は見なかったのですが、いろんなところでちょこちょこキャプチャ画像とか感想とか見れますね.文化としてのOTAKUってところかしらん.
さて、この展示会、以前行ったのですがそのときはプレ展示ということで、「グローバルメディア」展、新しいメディアを使ったアートという視点での作品は見れて、それはそれで面白かったんですが、後半のほう見るの忘れてました。話題性からはこっちのほうがずっと高いんでしょうか、とりあえずヴェネチア・ビエンナーレではセンセーションを巻き起こしたということですし.期間中に1回は見てみようかなと.
実際「OTAKU」という現象をどう切り取るのか、ということにはあんまり興味がないんですけど、ヨーロッパでサブカルチャーとしてえらいもてはやされている、ということなんでしょうか.確かにマーケットとしては物凄いものがありますものね、大人買いとか.ただそんなに類型化してみるほど多いのかなあ、と考えてしまうんですが、それは自分がそうだからでしょう.冷静に見ると昔に比べてずっと多いんだろうな.
さてそれよりも表面的には異質な文化として記号的に捉えられた展示を日本で組み立てなおすとどういう風に見えるのか、ということにはすごい興味があります.「展示物」としてみると、それは一面的な記号に過ぎないんですよね.しかし俺らとか、まあ人によって色々なんだろうけどヲタの人たちはちょっとづつ違う意味をそこに見出してる訳で、そこを例えば大阪万博とかの流れから見てみると面白いのかなあと思うんです.とりあえず今月中旬までやっているようなのでチェック.