暮れの元気なご挨拶

♪暮れ〜の元気なご挨拶〜

のあとは、いつの間にか「日清 サラダ〜油 セット♪」から、「日清 オイリ〜オ セット♪」に変わったバージョンがあるんだね.知らんかった.なんかお歳暮コーナーの隅っこでエンドレスで流れていて、頭に残って残って仕方がない.

つうことで、近隣の店に派遣されて、お歳暮販売要員.つってっても販売のスキルがあるわけじゃないので、伝票にしこしこと書くだけなんだけどね.

お歳暮、今贈っている人ってどれくらいいるんだろう.とりあえず俺の周りのサラリーマンの皆さんなんかは、まず上司にも特に送ってないんじゃないだろうか.結婚して、まあ相手の両親にもなあ〜、つうのが一般的なようだ.


ところが、気軽な独身の時と違って、世間から「一人前の社会人」という見方をされるのが結婚なのです。それにふさわしいよう、きちんとした大人としての振る舞いを求められる。
日頃面倒を見てくれる直属の上司や、結婚の際に何かとお世話になった仲人の方、パートナーの実家や日頃お付き合いしているご親戚に、心を込めて「今年はお世話になりました。来年もどうぞ、宜しくお願いします」とのメッセージを贈るのが、ちゃんとした社会人というもの。
そうか・・・俺みたいないつまでたっても独身者が日本の伝統を壊してるんだよなあ・・・(´・ω・`)
まあ、それはさておき、

お正月に祖霊(先祖の霊)を迎え御魂祭りの御供え物や贈り物をした日本古来の習わしが、起源とされています。嫁いだり、分家した人が親下へお正月になると集まり御供え物を持ち寄ったのが始まり。
由来とか、「本当は挨拶状を添えて、手渡しが基本」とか、「生ものの場合は熨斗はつけない」とか、知らんかったなあ.ま、俺だけじゃなくて送るほうももう御存知じゃない人多いですけどね.年初に到着指定しといて「お歳暮」熨斗つけてっていかがなものですか?
さて(以下今の一般的な配達の場合ね)お歳暮そのものは12月中旬に届くようにするのが普通な訳だが、小売各社ともお歳暮コーナーの立ち上げは限られた顧客の早期囲い込みという点から、年々早くなってきており、11月初旬には立ち上げるのが一般的になってきている。加えて、百貨店の多くは優良顧客に対する内覧会をその前に実施するので、10月後半には準備が済んでいることになる.一時期は競争のように各社が早く立ち上げるのが流行っていたのだが、もうココまで来ると限界らしく、最近の競争は「早期割引」(略して早割、ってこの略称なんとかならないかしら)の充実に移っているのだが.
配達も随分改善された.一昔前までは机で分厚いカタログ引っ張り出して、一軒一軒宛先と商品名を書いて、やっとカウンターに呼ばれて、精算→店のほうでその伝票を、商品のある配送センター別に並び替えて転記してもう1回送って、ようやくセンターから商品が出荷、という流れになっていたのだが、店のカウンターにPCを置いて、お客さんの目の前で直接発注を配送センターに飛ばす〜というハイテク業を見せる百貨店も増えてきている.*1
しかしここまで改善するのには一社数百億、つう設備投資が必要なわけで、そこまでしても顧客にとって特にメリットが生まれるわけではない.自分の手元から発送するのではないから、一緒に手紙を添えられるわけじゃなし、極端なところ商品の現物を見れるわけではない(商品見本=商品、じゃないからね。かならずしも)そう考えると、今急速に業績を伸ばしているネット通販に一番適したものじゃないかと思う、ていうかかなりそっちに流れてるんじゃないかなあ.

いや、ウチに限らないんだけど高齢者ばっかりなんですよ、いらっしゃるお客様.あと店の周りが工場ばっかりなんで、中小の事業主さん.こういう人にも簡単な通販とか、うまくシステム化できたらチャンスですよ.多分.

*1:ちなみに俺のいる会社はいまだに前者の方法.