南太平洋の怪しい社会2

南太平洋にはまだまだ不思議な社会が残っているようだ。

・・・人口47人?太平洋上の孤島?


「絶海の孤島」という表現が世界で最もピッタリ来る場所が、南太平洋の英領ピトケアン島だ。人口わずか45人ほど。一番近い有人島のマンガレバ島へは400km、政庁があるニュージーランドまでは5310kmも離れ、飛行場は無く、外部との交通はニュージーランドから北米へ向かう貨物船が3ヶ月に1回寄るだけというから、相当なものだ。一体なぜこんな辺鄙な場所に住みついた人たちがいるのだろうと思いきや、辺鄙な場所だからこそ住みついたのが真相。この島はバウンティ号反乱事件の首謀者たちの子孫が住む「落人島」なのだ。
これこそ「絶海の孤島」。ココで生まれた人は一昔前ならココから出ることなく一生を終えるほかないんだろうな、というような絶海の孤島。隣の島まで400キロ・・・・

年配の男性が10代の少女と関係したり、女性が複数の男性との間に子供をもうけることが当たり前のように行われていると指摘している。
記事だけじゃどの程度かわからないけど、日本でも戦後しばらく間でこういう風習ってあったと聞く。特に同じく南海の孤島である小笠原や伊豆諸島には比較的遅く、昭和30年代くらいまで残っていたはずだ。それをある日いきなり裁かれて、島の男の半数を引っ張られてしまう、というのはいかにも欧米流、植民地統治的なやりかたではないかと思うのだ。文化の多様性という簡単な言葉で済ますのにも、じゃあ人権はないんですか、とかいうことになってきて問題があるのかもしれないが、それこそ社会が抱えている問題じゃないかなあ、
探していると、公式ページまで発見。しかしニューシーランドドメインなあたりが、やっぱりなんともいい味だ。

いや、離島の社会っていいなあ。