虚構の街渋谷、続き。

トラックバックをいただいたid:aisyuno_3rdcraさんんとこから。


正直言って、おいらは渋谷って好きじゃないんですわ。個人的には「出来る限り行きたくない」って前々から思っていたし、友人と話をするときは「渋谷と呼ばれていたまち」って言う程だし。
渋谷の町は巧みに仕切られたマーケティングの賜物に他ならない、と。そういえばこの前109の店長さんをテレビのドキュメンタリーで拝見したのだが、やはり「渋谷の町で新しい文化をこれからも」という言葉を使われていた。たしかもと百貨店かどこかの、けっこうベテランそうな方だったのだが、やはりそこに介在するのは記号としてのShibuyaなのかもしれない。
土曜日渋谷に降り立ったとき目に付いたのは、あまりに多すぎる人と、ずっと街路樹や街頭に張り渡された紫色の「渋谷氷川神社祭礼」の幕だった。それがどこかは分からないけれど、延々と紫の幕が張り巡らされた渋谷の町。
きっとどこかには本当の渋谷が深いところに眠ってるのだろうな。