秩父鉄道

久しぶりに秩父鉄道に乗った。いつ来ても昔のままの光景が残っている。木造モルタルの洋風駅舎、木の改札、天井に並べられたペンキ画の広告、そして窓口には硬券のきっぷがならび、ダッチングマシーン*1が出番を待ち、駅員は改札で鋏を鳴らして客を待つ。いわゆる「絵になる」風景だ。
ただ、それってやっぱり石灰石輸送がメインで、合理化が遅れているからだよなあ、と思うとやっぱり複雑な気分だな。秩父長瀞で520円は高いよ、普段使うには。
でも旧三田線にも101系にも乗れたし、まあいいか。帰りは西武線連絡の硬券乗車券を買ってみたが・・・下車駅の西武練馬、こっちの出口自動改札しかありませんが。

*1:硬券乗車券に日付を刻印する機械。昔はどの駅にもあったが、今はもう製造されてもないし、修理の部品もないとか。え、言うまでもない?