筑後スローフードフェスタ

数日前新聞で見つけた催し、ついでに久留米の街まで足を伸ばしてみた。

久留米の中心部、六ツ門の六角堂広場で開かれているイベント、スローフードフェスタ自体は1ヶ月くらいの様々なところで行われるイベントの総称のようだが、筑後地方産の野菜なんかの出店が来ているらしい、というあやふやな情報だけで現地へ。
久留米というと、やっぱり郊外にゆめタウンとか大型SCが続々できて、逆に中心市街地では店がどんどんなくなって、俺が過ごした高校の頃からしたら建物はそのままなんだけれどもすっかり別の街みたいだなあ、という印象なんだが、今日ばかりはちょっと賑わっていた。お昼時、というのもあったのかもしれないけれども、食関係のイベントってやっぱり強いのかね。


出店を見ていると腹が減ってくる。

いろいろ食べていたうちの一つ。麻婆餡かけ焼きそば。麺はゆでただけなので焼きそばではないような気がするんだが、まあそれはそれ。茄子は地元産だとかで、結構イケル。

あと、学生さんの店とか、子供がやってみる店とかいろいろあってそれはそれで見て買って楽しめてなかなか面白かった。教育とかそういう側面もあるんだろうね。でも、正直スローフード、と改めて聞いても焼き鳥だったりバーガーだったりして、さてスローフードって・・・と思うところも少々。
多分目指すところは、地元の農産物をもっと見直そうよ!というところにあるんだろうけれども、それをわざわざテント出店で料理して店を出す、という意味って何だろう、とちょっと考えてしまうのだ。地元の路地物の野菜を地元で消費する、というのは効率的で、地元経済にもプラスなんだろうけれども、それは普段づかいにできるものだから、という前提だしねえ、とか。いっそのこと朝市のような物販が大々的にあったら面白いなあ、とかとも思うんだけれども。


商店街から駐車場に向かう道は飲み屋街。こういう店で地元産の農産物がもっと気軽に使えるようなフレームができないかなあ、とかとも思うのだ。