今日の福岡

博多祇園山笠最終日、追い山。今年も3時過ぎの山笠臨で街まで出てきました。相変わらず未明の街はすごい熱気、櫛田神社には近寄れず。

博多部はおろか福岡市内にすら住んでいなくてもまるで住んでいる、なじみの街のような気が。でもそういう観客でも、勢水の加勢を頼まれたりするあたりが祭りのすばらしさなのかもしれません。
夜明けの街を男たちが疾走して行きます。今日限りの山が大きく左右にゆれながら次々と走り去ってゆきます。6月中程からさまざまな行事が昼夜問わず執り行われてきた山笠、それに参加するのは普通に考えて並大抵のことではないわけで、街に住むということがどういうことなのかをまた考えさせられるのです。そこまでしても守らないといけないもの、それが街の記憶というものでしょう。