久留米井筒屋閉店

福岡から電車で30分、人口約30万人の筑後地方の中心都市、久留米の中心市街地にあった百貨店、久留米井筒屋が2月末で閉店したとか。

人口30万、福岡第三位の都市に百貨店が二つもあった(もうひとつは久留米岩田屋)というのが現状では供給過剰だった、ということだろうか。商業の中心は明らかに郊外の大型店へと移り、街には小さな商店が残され、やがてその多くが消えてゆく。日本のどこの地方都市でもいまや見られる流れなんだけれども、その先の町をどうしようというのか、やっぱりなかなか見えないなあと思うのだ。