アイランドシティシャトルバス

アイランドシティ、といえば、こども病院移転問題でさまざまな疑惑が再び噴出してきた博多湾、香椎の沖合いを埋め立ててできた人工島。

すごいよなあ、コンサルの見積もりを勝手に1.5倍してみて「何が悪いのか」という市長の発言は、まあ最初から予定されていたことだから仕方がないんだけれども。そもそもそういうコンサルをえらべばよかったのにねえ。ただ、どうも福岡空港が同じような(以下略

さてそれはさておいて、そんなアイランドシティと千早駅を結ぶシャトルバスが試験運行を始めたとか。

いや、お役所らしい(実際には3セクだけど)ウェブサイトを開くと出てくる時刻表。朝から夜までほぼ1時間毎のダイヤが・・・結局なんだなあ。確かに使いやすいとか使いにくいとかではなく、なんだか自治体のコミュニティバスのような時刻表だ。ちなみに立地企業5社とは、積水ハウス、新栄住宅、医療法人杏林会、愛宕産業、伯洋海運だとか。なんだかこの5社でそれぞれアイランドシャトルに通勤する用、アイランドシャトルから出勤する用、通院用などにニーズを分けたバスを個々で運行したほうが効率的なんじゃないかなあ。西鉄としては、すでに福岡市中心部に都市高速経由で直接アクセスする路線はあるわけで、わざわざJRに向けた路線なんて作る気はない、というのが本音のようで。こんなことは最初から予想されたとおりで、どうして西鉄に委託したんでしょ?
ま、今度会社の帰りにでも乗ってみることにします。

しかし、このアイランドシティだが、そのバスですら本数は大して多くはない。日祝日になると都市高速経由、そうでないもの、天神経由、博多駅経由、さまざまだがせいぜい1時間に1〜2本といったところで、やはりこんな都心に近いところにあっても車で移動することが前提になっているようだ。大型ショッピングセンターも隣接しているし、都市高速を延長してランプを設けるという話もあるという。せっかく新しい街を作る機会なのに、どうしてそういう郊外型の発想になるのかなあ、とそういうところで残念なんだけれども。