南国紀行2日目

今日も快晴、朝冷え込んだのは放射冷却だろう、鶴舞田圃に霜が降りている。ゆっくり犬の散歩などしたあと一路鹿児島へ。

途中で見かけたバス停、「日の丸」。ネット等には「入来日の丸」とも書かれていることがあるが、鹿児島と宮之城を結ぶJRバス北薩線のバス停で、区間便をあわせて1日9往復ほどのバスがやってくる。南行きはごく普通のJRバスの円盤ポールなんだが、北行きのバス停は行灯形で、「君が代発祥の地」となんだか懐かしいフォントで大書してある。


入来町(現 薩摩川内市入来町)は,町内の大宮神社で奉納されている入来神舞から,「君が代」発祥の地といわれています。
入来神舞は,天の岩戸神話を演じたものですが,その中の一つに「十二人剣舞」があります。舞人が左手に太刀を持って登場し,鬼神の前に出て,「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と声高らかに朗詠します。これが国歌の始まりになったといわれています。
この神舞は,700年前から踊り継がれており,11月23日(大宮神社祭)と大みそかに行われます。また,大宮神社の近くには「日の丸」という地名もあります。
このサイトの説明では「日の丸」という地名は君が代とは無関係にそこにあったのか?と思われ詳細は不明なんだが、なんとも偶然とは思えない取り合わせだ。君が代も、まあここが発祥・・・のひとつともいえるかなあという程度かもしれないが(ググるといろんな「発祥の地」が出てくる)なんともいい話ではないか。なんといっても、この「日の丸」、写真にあるように数件の店や人家があるほかはただ山のほうまで田畑がひろがる本当にどこにでもありそうな田舎の地なのだ。本当に何もないのどかな風景、こういうところでこの国はできている・・・とか思うとなんともいい感じ。