鹿児島・天文館

昼前に鹿児島一の繁華街、天文館着。

鹿児島、高校の時にクラブの旅行で指宿に行って以来で、中心市街地を見るのは殆ど初めてだ。九州の南の中心として高い商業集積を誇っていたこのあたりも、近年九州新幹線開業による福岡への消費流出の他、この2〜3年のあいだに市中心部の周辺にロードサイト店舗が続々と出来、全国でも注目を浴びる流通戦争が起こっている。

ほかにもいろんな記事があるんだがちょっと昔の話から上記サイトが結構面白かったので引用(原サイト:株式会社まちづくり鹿児島)。
あと


全国的にロードサイド店舗が広まっても、平地が極端に少なく、また路線価の地価の平均も同規模の都市では割高のため、中央資本や大型ロードサイド店舗が不毛の地といわれてきた。しかし、九州新幹線の一部開業及び中央駅地区の一体大規模開発以降、天文館中心主義が崩れつつある。 都市計画の線引き見直しや与次郎地区の観光地区指定の解除等により、新たな大型商業施設が次々に建てられた結果、各エリア間の激しい競争が繰り広げられるようになった。九州新幹線一部開業による北部九州へのストロー効果や郊外店の影響は現在のところ顕著化はしていないので、総体的には今まで通りのバランスの取れた商業集積が確保され引き続き活況を呈しているが、鹿児島中央駅に隣接するアミュプラザ鹿児島内のシネマコンプレックス開業に伴い、2006年末で天文館地区の映画館が全館閉鎖し、また市南部(谷山地区)の郊外には中央資本を中心とした大型商業施設の出店ラッシュなど新たな競争相手が出現してきている。このような市場の激変で、中心市街地(天文館・いづろ地区)の通行量は1998年から2006年のわずか8年間でマイナス45.1%という大幅な減少に陥っており、PDF県下に轟いた絶大なブランド力と神通力は崩れ、アーケード街の空室率の上昇や街の中核となっていた老舗ホテル(いわさきホテルザビエル450)の解体更地化や核店舗であった鹿児島三越の撤退が現実化した。今後の状況は一層混沌したものとなっている。
こことかね。

そんな天文館、さすがに鹿児島最大、ていうか南九州最大の繁華街だけあって人は多い。山形屋の提携駐車場に向かってずらりと車が並んでいる。バスがひっきりなしにやってき、また路面電車がつぎつぎとやってくる。

そういえば軌道敷内は緑化されていたんだっけか。奥に見える観覧車はアミュプラザ鹿児島中央駅


ここ鹿児島でもずいぶん中央資本の店舗が並んでいるんだなあ、と改めて。しかしまちが活気がある日というのはやっぱり楽しいもの。
とりあえず黒豚(゚Д゚)ウマー