表現の自由?

芸術家でもないし「表現の自由」というのはおこがましいし恥ずかしいんだけれども、憲法の規定する「表現の自由」、ちょっと検索してみると「表現の自由の優越があるからある程度は撮影が許される」とかいう内容にいくつかあたった。でも、これって写真週刊誌とか週刊誌の裁判でよく争点になるところだったとうろ覚えながら覚えている。この表現の自由が想定する前提条件としては、民主主義の根幹をなす自由な言論のことで、

  • その表現行為が公共の利害に関する事項に係り
  • 専ら公益を図る目的でなされ
  • 公表された内容が右の表現目的に照らして相当なものである

場合には他人の肖像権を侵害しても違法性が阻却される、というものだったと記憶している(判例がわからないので、誰かplease)。そう考えると、この表現の自由は持ち出すべきではないんだろうな。

ということで、「肖像権の侵害」じゃないの?という点に関しては「そういわれるとそのとおりの部分はあるが、そうならないように出来るだけ配慮しているところであり、現状今の立場をかえる気はない」ということになると思われる。そして、権原を有するもの、すなわち正当な権利者から訴えがあった場合には対応、ということになる。
ということで、とりあえず今日はここまで。