二日市商店街・シンボルストリートプロジェクト

福岡市の南、筑紫野市の中心、二日市の商店街は以前にもふれたが(id:sa-50:20080702)、JR二日市駅西鉄二日市駅の間に広がる商店街だ。二つの駅は1キロ弱離れているので個人的には歩くとちょっと遠いかなあ、と思わなくもないが、乗換えでは便利なほうなのでけっこう二つの駅を行き来することはある。典型的な駅前の商店街じゃないだろうか。
そんな二日市で街づくりの活動をしているほっと二日市という団体があり、参加しているわけではないがたびたびお世話になっている(難しい表現だなあ)。二日市にはいくつかこのような取り組みをされている方、団体がおられるのだがそのひとつだ。
さて、そのほっと二日市で活動されている方や商店街の方がなにやらするというので寄せていただいた。


ほっと二日市では、二日市中心市街地商店街活性化がんばろう会と連携して

  • シンボルとなる「通り」を設定し、賑やかさや便利さを演出する事で「通り」を地域の核の一つにする。
  • 歩行者への道案内となる物や休憩施設を設置する。

を目的とした「シンボルストリート 」プロジェクトも実施しています。

このときにちょっと実験してけっこう好評だったのでさらに塗るよ、とのこと。

場所は二日市の中央商店街。この部分、ちょうど道路も歩道も似たような色のカラータイル舗装に整備されている。ただかなり年月がたっているようで、部分部分アスファルトでつぎはぎされているが。
今ならば弱視の方への配慮がたりない、ということになるのかもしれないが、この時代はそれでもよかったようで点字ブロックも確かに似たような色で、正直よくわかりにくい。ここを塗ってしまって、よりバリアフリーな商店街、いや街を目指すとともに、誘導効果も狙っているとのこと。もちろん、道路管理者である市とか前の店舗の方から許しをもらっているとのことで、堂々と出来るわけだ。

10時過ぎにつくと、皆さん路面の清掃、マスキング、そしてもう隅のほうから塗り始めている。

ぺたぺた。けっこうきれいにぬれるもんだ。

やっぱりこういう路面用のペンキってあるのね・・・

で、15時過ぎにもう日が翳ってきたので撤退。こうやって、自分の目の前の道は自分が管理する、という枠組みも面白いんじゃないの?と思った一日だった。