「retail]三越、店舗閉鎖

池袋、武蔵村山、名取、鹿児島、鎌倉、盛岡の6店舗を閉鎖するという話。なんだか万遍ない業態にまたがった閉店の仕方だが、どっかに経営資源を集中、というよりも赤字負担に耐え切れず、つまり収益の稼ぎ頭がないという状況か。
しかし、名取、武蔵村山の両店舗の閉鎖は驚き、というかやっぱり、というか。06年に出店した当時は「百貨店が街をすてて実質的に人の集まるショッピングセンターに進出した」とずいぶん話題になったものだが、その両店舗がどっちも鳴かず飛ばずだった、というのもすごい話だ。街には街の役割がある、ということか。