一路東へ

昨日、というか今日の2時に眠りについたのは山陽道は下松SAだった。何がすごいってまだ山口県だ。これから広島、岡山、兵庫、大阪と通過しないといけないと思うとくらくらしてくるのだが、それにしても山口県は長い。
いい天気の夜明け前、なんとなく起き出して再び東へ。山陽道はさすがに車が少なく、感覚的には東北道の仙台以北といった感じだ。どこまでものどかな背の低い山とアップダウンの繰り返し、しばらく走っていると広島を通過。宮島もまだ朝焼けの中だ。
本当はこのあたり、電車で行くと気持ちいいんだけどなあ、そう考えながら東へ。8時ごろには岡山県。このあたりからだんだん車が多くなってきて、分岐が次々と現れる。学生の頃ってまだ山陽道が姫路東までしかなくて、京都からだとデカンショ街道(R372)をひた走ってアクセスするんだよなあ、とかぼんやり考えているとじきに中国道と合流して、西宮名塩。ちょうどこのあたりで10時過ぎ。どうやら昼前にはつきそうだ。

京都〜福岡というのは、学生の頃から何度もやったルートなんだが、やってできないことはない。わいわい騒ぎながら車で行くのも、一人で単車で淡々と走るのも、あ、自転車でもやったことがあったな、今回のように家族で走っていくのもそんなに苦にはならない。走るたびに違った想いで走っていて、昔の日々が走りながら浮かんでくる。でも、環境にはやっぱり電車だよなあ、とやるたびに思うんだけれども。