古賀駅構内にコンビニ


古賀市のJR古賀駅2階の市コミュニティホール跡に20日、コンビニエンスストア「エーエム・ピーエム(am/pm)」が開店した。3月に閉鎖後、市の歳入増収策の一つとして、九州地区フランチャイズの親会社、JR九州リテールに賃貸した。賃料は月額33万2500円。
 ホール(155平方メートル)は90年4月に7650万円で完成。個人や団体の各種作品発表やPR活動の場となっていた。市によると、代替施設もあって、市民からホール存続の強い要望はなかったという。
 営業は午前5時半から翌午前0時半まで。【中原剛】
あ、24時間じゃないのね・・・

昨日、ウチの近くの某駅構内にコンビニエンスストアがオープンした。どこにでもあるコンビニなんだが、駅構内、というか橋上駅舎の橋上部分、というのも珍しいし、市からの賃借によるもの、ってのも珍しい。通勤途中の駅構内でいきなり記念式典、って、どうりで商工会議所とか市の偉い人の椅子があるわけだ。

この駅を利用するようになったのは2ヶ月程前からなんだが、その時すでに「コミュニティホール」という表示はあったものの営業していなかったような気がする。住民票が遅い時間とか土日に取れたりして便利だなあ、とかは思った記憶があるんだが、正直名産品がおいてあったり、たまになんか写真展とか地域の作品展をやってるくらいだろ、くらいしか思っておらず、特に印象はなかった、というか正直ここで物販やるかせめて旅行センターでもすればいいんじゃね?とか思っていたわけだが。


 次に、古賀市コミュニティホール管理についてお答えいたします。
 コミュニティホールにつきましては、JA古賀駅駅舎改修にあわせて、平成2年に市民のふれあいと産業、文化の振興及び向上に寄与し、明るく住みよいまちづくりを推進するため設置したものであります。年間30から40のサークル等の展示や、市の施策の広報の場として利用されており、年間2万人の市民が訪れております。現在は、このように市民が気軽に利用できる施設として、管理運営をシルバー人材センターに委託して行っているところであります。このコミュニティホールにつきまして、ドラマティックステーション検討委員からの報告で、コンビニ等、物販ができるようにしてはどうか、あるいは市の玄関口としてインフォメーション機能を持つスペースにしてはどうかといった提案がありました。コミュニティホールの運用を変更する場合には、古賀市コミュニティホール条例の修正、または廃止が必要になりますが、議員の御指摘の視点も踏まえ、さらなる有効活用について検討してまいりたいと思います。
年間2万人・・・50人/日かあ.なんだか多いような気もしないわけでもないが、実際はどうなんだろう.ここじゃなきゃ、というのはあまりなかったんじゃないかなあ、と邪推してしまうところだ.このコミュニティホールは建物としてはJR九州が所有する古賀駅舎(平成元年完成)の一部をなしているがこの部分だけは古賀市の所有になっている.底地はもちろんJR九州の所有(というか線路上)なのだが無料で借り受けており、そこでの条項に「物販には使用しない」という文言が入っているとのことで、いまだに物販はしていなかった様だ.

◯助役(岩井 勝弘君) コミュニティホールにつきましては、市長答弁にございましたとおり、ドラマティックステーション検討委員会における報告書がございます。また、議員御指摘にもございましたように、観光協会等のそうしたお話というのも伺っております。こうしたものにつきましては、やはり物販という1つの提案がございますが、それによります古賀駅というものの活性化、あるいは市民の利便性の向上、あるいは観光協会という御提案がございましたが、そうした意味での商工の振興という観点から一定のメリットはあると考えておりまして、こうしたものについては今後さらに御意見を伺いながら検討したいと考えております。
なんだかよくわかんない答弁だなあ・・・
翌年の答弁。

まず、コミュニティホールの利用につきましては、文字どおりあれは古賀市の顔といいますか、の場所でありますので、まず第一に市民の福祉といいますか、サービスといいますか、市民に喜ばれるものをつくりたいと考えておりまして、そのために条例改正が必要であれば、それは速やかに改正したいと思います。ドラマチックステーション検討委員会の答申といいますか、報告の中にも物販ということもありました。西尾議員もそういう意味での御提案がございましたので、そのことについても今後鋭意検討してまいりたいと思います。
ということで、3年ほど前にはすでに費用対効果の観点から見直し、という意見はなくはなかったようだ。確かに、「街の顔ってどこ?」と考えたときに駅というのはひとつの顔になるんだろうけれども、だからといってこういういかにも行政的なホールが顔なのか?というと、他にもありようはいろいろあるんじゃない?こういうホールの効果ってどうやって計るの?とか、改めてその辺を考えていかないといけないんだなあ、と。