鉄道博物館に行ってきた

いやもう、オープン前からどうしたことだというくらいメディアに露出している鉄道博物館、もうみんなそんなに好きかと(ry 
その割には周りに行ったことがある人がいないのは何故?とか思いながら、午後時間があったのでぶらりと寄ってみた。

大宮でいろいろついでに見たいものがあったので、ニューシャトル鉄道博物館駅を降りたのは15時過ぎ。もう家族連れは続々と帰路についていて、がらがらでついたニューシャトルもここで立錐の余地がないくらいまでの混雑になるほどの人があふれている。やっぱり子供には絶大な人気を誇るよなあ。



で、ゲートをくぐってエスカレーターを上るとこの光景。雑誌でもテレビでもよく見た光景だ。写真では全体を映してないが、ターンテーブル上にはC57135、その奥にクモハ455-1、クハ481-26、クハ181-25、手前にも何台かの車両が出番を待つかのように並んでいる。ホームには発車標があったり駅名標があったりマネキンが配されたりと当時の風景がライトアップされている。薄暗い館内にぽかんと車両とホームが浮かんでいて、そういう時代を走ってきたんだなあ、というのがしのばれる。正直殆どが俺がしっている時代よりも前なんだが、昔は輝いていたんだなああ、というのがわかるし、また昔の車両、それが整備されている状態というのはやっぱり機械の一番美し状態なわけで、やっぱり(・∀・)イイ!!


車両を見て、そのあといろいろと。
一つ残念なのは、車両以外の展示物がかなりカットされているということ。交通博物館にあったソラリーとか一灯信号機とか好きだったのになあ。



ちなみに「コレクションギャラリー」でこんなものを発見。乗車券箱なんだが、市野々、轟・・・ 京福福井線ですな。もしかしたら現役のころおれもここから乗車券を買ったりしたのかなあ、とか思うとなかなか感慨深いものが。
こっちはバスシリーズ。運賃幕、懐かしいなあ。この大きさってダッシュボードから「生えていた」タイプのやつかいな。

目玉の一つのシミュレーターと模型のジオラマは時間がないので今回割愛・・・ということで、外のミニ列車の向こう、大宮の街がゆっくりと夕方の陽に包まれていくのを見ながら、今日は一時間強で撤退。
実物の展示、というとやっぱり迫力があるし直観的にわかりいいよなあ、という訳で確かに面白い。なんだかいっぱいいたカプールが何を楽しんでいるのかはわからないんだけれども、子供は単純に電車を見たら楽しいだろうし、いや昔はこうだったこうだった、という楽しさもある。そういう意味で万人受けする博物館なんだなあ、という気がした。いや評価するところなんだけれども。ただ、昔の交通博物館からはずいぶん方向性が変わっていて微妙にびっくりした次第。もうちょっと、昔の人はこういう風に鉄道をみてたんだよ、とかあればよかったような気もするんだけれども。