[news][region]結局道路、なのかい?


自民党が週内にまとめる地域活性化の緊急対策の最終案が19日、明らかになった。地方消費税の充実と地方法人課税の抜本的な見直しを明記し、まずは都道府県間の税収格差の是正に取り組むよう提言する。道路特定財源は通常より高い暫定税率を維持し、地方が求める道路整備の充実を図るとしている。
 自民は参院選での惨敗を踏まえ、福田政権の発足後に地域活性化特命委員会(野田毅委員長)を設置、地域振興策を検討してきた。20日の会合で最終案を議論し、週内にも結論を出す方向だ。(07:02)
毎日あんなに新聞記事になったり話題になっていたはずの地域活性化案だが、まあ自民党案の段階にすぎないからだとしても、大変斬新ではない予想通りの案が出てきた。どうも目新しさがないのだ。
税収格差の解消って、地方消費税の充実と地方法人課税の抜本的な見直しというが、では地元にどうやって税収をもたらすだけの仕組みをつくるかがどうも見えてこないような気がする。消費税、といっても消費されなかったらどうするの?という問題もあることだし、小手先なのかなあという気すらするのだが。
 しかも道路、というのが正直よくわからない。