イオン・マイカルの合併

イオングループイオンモールダイヤモンドシティの合併に続き、組織改変を進めている.


イオン九州(福岡市)とマイカル九州(同)が21日、合併して、新たに「イオン九州」として再出発した。福岡や大分など4県の大型店5店では同日、両社の従業員を集め、入社式が行われた。
(略) 合併により、店舗数は九州・山口で95店舗、売上高は約2500億円(2007年2月期)となり、九州最大のスーパーだったイオン九州がさらに規模を拡大させた。
 マイカル九州は01年に経営破たんし、イオンの支援で再建を図ってきた。イオン傘下の2社が合併することで、本部機能の統合や、規模拡大による仕入れ価格の引き下げなどで、年間約5億円のコスト削減を見込んでいる。
 合併後もマイカル九州が展開していた「サティ」9店舗は残し、今後も出店する計画だ。
グループに取り込んでも一体化はせずに、ゆるやかな連合を作っていくイオングループだが、マイカルも承知のように別会社として存続している.ただ九州はイオンも人事上の施策などから別会社、マイカルも再生に至る経緯などもあってかなり独自色の強い別会社になっていたのだが、いつの間にか一体化していた.GMSをジャスコ事業とし、別にサティ事業部をつ打ったような格好になっているようだ.あれあれ.同時に人事異動で、ジャスコ店舗からサティ店舗へ、またはその逆の人事異動が発生している様子.
 いろんな業態を含みながら一体経営、という形がいっそう進んでいくんだろうなあ、と思うわけだ.見た目は違うんだけれども経営主体は同じところ、一貫した一つの意思に従う形になるわけで、そういう意味では同質化が進んでいくことには変わりはないんじゃないだろうか.