―<コ:彡-イカを食べにいってきた

目が覚めると雨、たたきつけるように烈しく降っています.せっかく来たのに憂鬱だなあ、とかおもいながらごそごそと天神でレンタカーを借り出し.ちょっと郊外に足を延ばしてみようかと.

都市高速→福岡前原道路→二丈浜玉道路、というR497西九州道、福岡に住んでいた頃は料金がもったいなくて絶対につかわなかったよなあ、というルートで西に向います.いやマジで都市高速からもう車がまわりにおらんですよ.首都高速に最近慣れてきたのでもう驚きです.虹ノ松原唐津、あとは海岸沿いを一路呼子に.ここまで都心から2時間弱だから早いよなあ.

実は福岡にいながら呼子って初めて来たんですよね.昔、呼子線未成線をおっかけてとか、銀色に輝く昭和バスを追いかけてとかは入り口まで来たことがあるんですが.

雨が強くて朝市は開店休業状態.しかしいい感じの港の商店街が残っています.

商店街の向こうにはこんなバス駅が.昭和バスの呼子発着所、なんとターンテーブルが残っていました.残念ながらどのバスも見ていたら裏口から直接ホームにつけていて、ターンテーブルは使っていないようですが.写真で載っているバスも「ただのっているだけ」です.
佐賀、といえば昭和バス、昔は塩害予防のステンレス車でしたが、普通の白いバスになってしまいました.でも今でも結構なんだかよくワカンネな中古車がやってくるのは変わらないようで・・・


イカウマー.
観光バスをはじめとし、ぞくぞくと車がやってくるんですよね.昔から有名でしたが、ちょうど首都圏で考えると、伊豆とか焼津、沼津あたりの朝市とか直販所がイメージとしては近いのですが、それがこの距離でこれるんだから贅沢だなあ、と思うのです.また、町自身も福岡くらいの至上があれば十分観光地としてやっていける・・・んだろうなあ、とか探しているとこんな記事(生きたままのイカの宅配で、地域を引っ張り続ける宮本幸治さん:かがり火 111号:リゾート通信社)を見つけました.なるほど、なかなか興味深い記事です.他にも輸送関係では記事がいくつかありましたが、やはり新鮮なものが食べれる産地が近いって恵まれているなあ、と改めて思った次第です.


雨が上がりました.雲が勢いよく山を、海を越えて行きます.蛙の声が聞こえます.