そんなこんなの

sa-502006-09-30

仕事仕事だと他業種の人となかなか話す機会がないなあ、ということで、いろいろ話を聞きになんか.
まあ、なかなか難しいですよねえ、という話です.

昼過ぎから秋葉原に転進、久しぶりに来たけれどなんでこんなに人が多いんだか.駅前でキーボードを弾いているアーティストにふと足を止めたり.
島崎智子さんという旨.空気感がいいなあ.

ついでに山手線で東京、丸善本店へ.ここっていつ行っても大きいのか小さいのかわからないなあ.
OAZOの前にはここにも牛.

こういうイベントが行われて、ひそかに終わってしまったみたいで.この辺を歩く人のどれくらいがこのイベントを知っていたのかなあと思うと、少しもったいないような気がしました.協賛企業の顔ぶれや、農林水産省の前だけにぽつんと一つあったりすることをみると、政治的には意味があったのかなあとは思うのですが.


この牛のオブジェにはスポンサーや寄付金が集まり、イベント終了時には800頭に増える大反響を得ました。そのとき、たまたま出張で来ていたシカゴの小売店協会の会長がこの企画に魅せられ、1999年の夏にはシカゴでの「CowParade」が実現、シカゴ市全体で5億ドル近くのお金が動き経済活動活性化に貢献しました。
このイベントが、市民に芸術に親しんでもらうのみならず、経済活動を活性化させることを目的としてるのなら、もっといろんな方法があったのかなあと思量するところですよね.小売業としてかかわっているのが丸善だけのような気がするんですが、もったいない.経済活性効果ってどうやって計るのかしら?

帰り道、駅前の小さなスーパーは今日も土曜4時からの夕市に詰め掛けた人でごった返していました.小さな商店街は人で溢れ、車はその合間を縫ってゆきます.経済活動の原点を見た気分、団地の向こうに沈んでゆく夕日はもう秋の温度.