西鉄宮地岳線に

実家に向かうために、鹿児島本線から西鉄宮地岳線に乗り換え.何度か書いていますが(id:sa-50:20060428)来年春にこの区間は廃止になるとか.
福間の町はひっそりとしていて、昔は駅前にダイエーユニード)とかあって、人がいたのになあ、とびっくりするくらいの寂れようでした.
いろんなところがそうであるように、昔からの商業地から郊外のショッピングモールに人が流れているのか、商圏が拡大しているのか、地域の商店の存在感がぐっと小さくなっているのがよくわかります.
電車のほうも、廃止になるのもむべなるかな、というくらいでこの区間では日中は一列車に数人乗客がいればいい方、といった状況です.廃止反対の動きもあんまり盛り上がっていないみたいですし、暮らしの様式があんまりこの電車を必要としない形になってきてしまっているんだなあ、というのを実感します.
 日本の各地でこういう動きはあるわけですが、実感として自分の思い出の地でこういう風になると、うーん、つらいなあというのが正直な感想、もちろん暮らしているほうにとっては、だんだん便利になっているということなんでしょうけれども.

 福間からいったん津屋崎まで戻って、あとはぶらぶら歩きながら撮影.もう沿線は稲刈りの時期です.