前提条件として・・・

仕事帰りに新宿駅を通るのですが、駅前西口は深夜すごいことになっていますね.相変わらず、なんだかわかんないくらい路肩にずらりと止まったツアーバス、その辺のまさしく歩道上に現れる即席の受付カウンター、二重三重に取り巻く人の列.なんか話に聞く昔の上野駅の帰省時の雑踏ってこんな感じだったんでしょうか.今年も混んでいたみたいです.しかも東京〜福岡なんてすごいものも出現していました.あえてURLは乗せませんが、ちょっとなあ・・・という気がします.値段は夜行路線バス「はかた号」の2/3程度、まあ・・・


高速バス運行大手のジェイアールバス関東(東京都千代田区)は、勢力を伸ばす格安バスツアーに対抗するため、チケット購入時の負担軽減や、乗り心地に優れたシート導入などの新サービスを打ち出した。高速バスの乗客獲得競争は、価格を軸に展開されてきたが、今後はサービス内容へと移りそうだ。
 高速バス業界では、2001年の規制緩和を機に、中小旅行会社が空いた観光バスをチャーターして運行するツアーバスが浸透。インターネットでの予約・販売に特化して格安料金を実現。片道8000円程度が主流の東京〜大阪間が、3000円台も珍しくなくなっている。
 そのため、ターミナル施設をかかえ、ダイヤ通りに運行する義務を負う既存バス事業者は苦戦を強いられ、路線縮小などの動きも出ている。
以下、サービス向上でなんとか利用者減を食い止めようとしている話に繋がるのですが、なんだかやっぱりきっかけとして公平じゃないんじゃないかなあ、とは常々思うところです.ツアーバスとはいえ10台口からの大悌団を組んでいることも珍しくないのに、その辺で客扱いをするという実態はどうだかなあ(もちろん駐停車禁止区間じゃなくても、という前提ですが).約款の存在をそこまで意識させない形式にしていいのか、というのもありますしね.
どうもいいとこどりだなあ、という気がしてなりません.