船でどこかへ

sa-502006-04-14

朝から某社の決算説明会に、会社から歩いて少しの竹芝桟橋に向います.向う途中には島嶼会館やら海員会館やらあったりして独特の雰囲気です.昔は駅の向こう、桟橋のあたりには専用線が網の目のように走っていたということですが、今では普通のオフィス街のなかにこういう建物が痕跡を残すのみになってしまったようです.
説明会の合間に外を見ると、眼下に貨客船が荷おろしの真っ最中でした.小笠原航路かなあ、と思ったんですが、小笠原海運の時刻表を見る限り、今日の夕刻に東京着になっているんですよね。大島航路だったのかなあ。
ともあれ、ふと乗ってしまいたくなる衝動に駆られることしばし、その先をすいっと横切っていくのはお台場方面への水上バス、静かな平日の朝でした。
船、というと本当に学生時代が終わると乗っていませんねえ.学生の定番、新日本海フェリー(京都舞鶴〜北海道小樽)とか、帰省のお供名門大洋フェリー(大阪〜北九州新門司)なんて、会社を辞めるときまで乗ることはないのかなあ.

 決算説明会、初めてお供したんですが、アナリストの分析ってこういう風なのかあ、と考えることしばし.分かりやすく、聞いてほしいことを伝えるって大変ですし、しかし鋭い質問もくるもんだなあ、会社にいると一つの考え方にとらわれがちなわけで、仕事はその分溜まったけれども行っておいてよかったかも.

 午後は相変わらず会議を無理に突っ込まれたり、なんやかんやと終電.しかも一駅乗り過ごしてゆっくりとあるいて戻ってきました.空を見上げるとちょうど満月、ゆっくり空を見上げるもの久しぶりです.