新岐阜百貨店、閉店

そんななか、東京から遠くはなれた岐阜県のステーションデパートが閉店したというニュース.


岐阜市新岐阜百貨店が二十八日、四十八年間の営業を終え、市中心部のにぎわいの灯が、また一つ消えた。最後の一日、店を訪れた客からは「残念」の声が漏れたが、社員らはそれぞれの感慨を胸に、いつものように接客に追われた。一方で商店街関係者からは、名鉄岐阜駅前という利便性の高い土地の跡地利用をめぐり、期待と不安の入り交じった声が上がった。 
以前もエントリしましたが、街の中心にある私鉄ターミナルの駅ビルの百貨店が廃業、というのはやはりショックです.しかし新岐阜百貨店って、岐阜駅の上にあって立地は悪くない(あくまで交通の結節点として、とか旧市街の中心にある、という意味でですが)んですが、長い間設備投資がされた様子もない地方の古い百貨店に過ぎなかったから仕方がないのかな、とは思っています.何度となく通っているんですが、買い物なんてついぞしたことなかったなあ.
跡地利用ですが、一応名鉄グループは建物は解体する意向のようです.
跡地利用はまだ未定、とのこと.駅に近い、ということで「無料の大駐車場に」という声もかなり強いようですが(「無料」はともかくかなりやぶさかではない、という話も)、まだ高層マンション+食品スーパーという選択肢のほうが現実的でしょうか.例の街づくり3法の改正案のおかげで、都心の商業施設跡地にミニミニバブルの風が出てきているんですが、かといって大型商業施設はいまさら立地しそうにないかなあ.JR駅前の商店街あたりから町全体の商業地としての地盤沈下はかなり後戻りできないところまで来ているみたいなので、たとえばベットタウンとして住宅地への転換を進めるとかあるんじゃないかなあ、と思うんですが.
・・・しかし電車がなくなって(名鉄岐阜市内線ほか)いかなくなったなあ.