六人の超音波科学者

久しぶりに軽いミステリを読み終わりました.

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

理系らしい(当たり前ですね、作者の森先生は工学部の大学教授ですから)カチッとした透明な文章が通勤電車の音を反射して、さくさくと読んでゆけます.面白いかどうかをおいておいてロジカルに美しいというのはこういうことをいうのかしらん.好きですけど、もうすこし前に出会っておけばよかったなとも思います.多分そういう思考回路のときがあったのでしょう.