日本の小売ランキング

水曜の日経MJ(日経流通新聞)に、速報レベルでの小売売上高・経常利益高他のランキングが出ています.上のほうをざっと眺めて見ました.単位は百万.

順位会社売上高経常利益営業利益〃 単体
1イオン4,195,843156,099146,77755,853
2イトーヨーカ堂3,623,554208,267211,9507,814
3ダイエー1,833,8187,30142,3904,322
4ユニー1,191,29839,73341,79512,724
5西友1,067,7805019,5507,705
6高島屋1,026,35332,67328,99620,628
7三越887,78216,89815,21412,136
8大丸810,69325,38726,13622,046
9セブンイレブン502,516178,208170,729
14ベスト電器357,944562
17ファーストリテイリング339,99964,18363,954
20しまむら326,28524,019
26コーナン商事248,5124,2355,009
30ケーヨー194,158▲296
31ドン・キホーテ192,84012,59810,611
33日本トイザらス185,1755,5656,280
36チヨダ174,1337,319
売上高のトップは文句無しにイオン、あと何年かで売上高5兆円に届きそうな勢いです.続いてヨーカ堂.この前持ち株会社への統合化を打ち出していましたが、グループ全体ではセブンイレブンが引っ張っていますが、スーパー単体では苦しいんですねえ.で、年々売上を落としていくダイエーに猛進するユニー、とスーパーが続きます.
しかし数字を見ていると何処も苦しいんでしょうね、もしかしたら食品スーパー同士の
叩きあいとかが加速しているんでしょうか、地下鉄に乗っていても広告をよく見ますもの.
6位の高島屋を筆頭に、デパートが幾つか並びます.で、専門店.
こうしてみると総合スーパーの苦境がよく分かります.食品で稼いだ利益をそのほかの部門で食いつぶす、という形は同じなのでしょう.GMSの苦境、というのはよく聞きますが、仕入れなどの体系的な問題なのかもしれません.少し前まで家電などが利益の源泉だったんですけどねえ.
別に利益を出している所がどうだ、ということではありません.じっくり読むと下位の順位の入れ替わりとかなかなか面白いとは思うんですけど、うまい指標を見つけてみたいものです.