都営三田線近代化だって?冗談じゃない.

sa-502005-03-24

仕事中、会社の先輩が回ってきてそっと某議員の後援会の入会申込書を差し出しました.よくみると板橋区議会議員さんじゃないですか.つうことはわざわざ社内の人間を居住区割りにして、一つ一つ勧誘活動をかけてる事になります.すごいなあ、ゼンセン同盟+民主党.ま、一応リーマンだし友達だしで断りづらいんですよねえ.とりあえずまた名前だけ書いてしまいました.応援は特にしてませんので、だって俺的にはこの講演会の構成メンバーが香ばしすぎるんですもの(まあ区議会だからいいけど).
で、もらったリーフレットを見ると・・・なんでい、性教育三田線近代化しか書いていません.なんだかよくわかんないなあ.

ぐぐってみると、この議員さんもう何年も何年も三田線バリアフリー化とか近代化とかを主張して、エレベーターの設置が徐々に増えていることで「成果あり」とおっしゃってる様です.たしかにようやくエレベーターのついた駅が増えてきました.ただもう何年も何年も主張しているのにこの何ヶ月で(予算消化?)ようやく工事を始めた駅ばかりですし、鉄道のバリアフリー化はバリアフリー法の施行(2000年だっけか)の力の方が大きいと思うんで、まあその程度なんだなあといった感じではあります.いやもちろんこの議員さんがダメだとかそういう話ではないので念のため.まだまだ付いてない駅も多く、通勤で使っている駅にはどちらにもエレベーターもエスカレーターもありません.沿線には養護学校もあり、生徒さんの利用も多いんですけど、たしかに近代化という点では大きく遅れています.東京の地下鉄は全般的にそうだといえばそうなんですけど.
ただ近代化っていってもなあ、昭和の香り色濃く残す線ですから、その風情を大事に残して欲しいんです.結構沿線にもうん十年住んでいる人に言わせるとやれ「便所タイル」だの「廃墟」だの「夏暑く冬寒い」だのいわれてますが、あのマターリした雰囲気がいいんですよ、三田線クォリティ.ホームはやっぱり無駄に手間ばかりかかる小タイル貼りであってほしいし、なんだか昔座ったベンチとかがいつまでもそのままある駅であって欲しい、別に不便じゃないんだしそれでいいじゃん?と思うんですよね.2年ほど前か突如として板橋区役所前の駅だけホーム壁面がパネル張りにされましたが、なんか安っぽくてよくないっすよ、あれ。なんか落書きしたくなるもん.
まあ都も財政逼迫の折好き好んで駅の全面改修なんてしないと思いますが、古い駅に新しいエレベーターやエスカレーターが無理やりくっついている、それが三田線クォリティということで.

そのうち写真でも撮って帰ろうかなあ、とりあえずページを見つけましたんでリンクさせていただきます.


参考として.

なんだか性教育にえらい力が.ま、なにが正しいのかはわかりませんけど.