右とか左とか、じゃなくってさ

長野でバイトしていたとき、バイトのみんなと松代(まっちろ)大本営の跡を見に行きました.休みの日で暇だったところを、バイト先の運転手さんに「へえ、あれは一度みにいくもんだ。涼しいしな、へぇ」と勧められたからで、特に意識して見に行ったわけではないんですが.観光名所なのかどうかは知りません(10年位前で、そのころはあんまり人もいなかった様ですが).大本営跡、とはいっても、未完の巨大な地下壕が延々とあるだけなんですが、それだけに大上段に言えば戦争ってやっぱり無駄(愚か、に置き換えても可)と思ったのを覚えています.
さて、久しぶりに松代大本営のことを思い出しました.きっかけは、

から.元は「朝鮮人の強制連行はあった?なかった?」というところから始まっているんだと思いますが、途中でネタとしか思えないような「米国自民党」氏の参入により、図らずとも論議の基点となった(訳でもないんですけど)「きぼうの家 松代大本営の保存をすすめる会」の方のお話を伺う、という事になっています.これが結構読み応えがありました.最近なんかアレゲな人が多かったり、右にしろ左にしろ上にしろ下にしろ、極論をよく見る(ブログのせいもありますよね、きっと)んですけど、やっぱりこういう地に足の着いてない、というか経験に根ざしていない意見が多いからなのかなあ、とか思ってしまう訳です.へえ、いってこいや、そういってた運転手さんもまあ穏やかな顔をしてたなあ、とか思います.