熊本の交通

福岡ターミナルの一番隅っこ、昭和の香り色濃く残る第1ターミナルの、これまた端っこにAMX(天草エアライン)のカウンターがあった.この前行ってみたら、カウンターがなくなっていて、JALローカル線のカウンターにひっついており、元のカウンターは隣にあった「壱岐国際航空」(休航中)ともども閉鎖されていたのだが、どうやら復活するらしい.


乗客の減少傾向に直面している天草エアライン天草郡五和町、東坂力社長)は七日、同町の天草空港で取締役会を開き、経営改善策として日本航空(JAL)に委託している熊本空港の地上業務を自社運営に切り替える方針を決めた。
同社は天草〜熊本、天草〜福岡、熊本〜松山の三路線を運航。熊本、福岡、松山の三空港では、カウンターや運航管理、整備補助など地上業務をJALに委託している。 三空港の委託料が運航経費の約二割を占めているため、同社は「経費削減のためには、自社運営が避けられない」と判断した。JALと近く、本格的な交渉を始める。
天草エアラインは、保有機体わずか1機(Dash8)、天草空港をベースに福岡・熊本・松山を結ぶ小さな航空会社だ.っていつかも書いたな.地元自治体が出資した、第三セクターのような航空会社だ.主要顧客は天草にある火力発電所に出張する九州電力の社員らしいが、合理化で出張の機会も減っているのかしら.
自前でやったほうが安上がり、というのは意外だが、以前カウンターがあったころも乗務員がカウンター業務もやるとかそんな感じじゃなかったかと記憶してる.今度は整備要員までかねたりするのかしら.
観光客からみたらきっと独自カウンターのほうが、いかにも遠くに来たという感じで楽しいだろうな.そんなに場所をとらないんだから(カウンターの裏側はわからないけど)個人的には一番いい場所にあっても面白いと思うが.
天草までの定期航路が必要なのか?つうのは、部外者である俺にはわかるべくもないんだけど、小口貨物輸送も含め、いろいろがんばってほしいなあ、と.