さらに奥に・・・・

さらに車は奥に向かう.道幅は車一台きっかり、たまに落石、ガードレールなし.通れるだけありがたい、と思うほかよりなし.
ていうかバンで来たら絶対入りません、こんな道.

そんな道を30分(3時間くらいに感じた)・・・
滑川温泉、出現.
当然峠駅からここまで全く人の気配がない.ついでに周囲には木も生えてない.
この先さらに行けば姥湯温泉らしいが・・・・
さらに道が狭い(軽自動車サイズ?)ので断念.
ていうか十分秘湯だ.


もう終わってます
ぎしぎしときしむ廊下
「もう終わってますけどお風呂だけだったら御自由にどうぞ〜」と若い女将さんにつられて、中へ。
もう玄関や窓の半分は雪囲いがしてあって、館内は薄暗い.当然誰も客はおらず、物音一つしない。
昔ながらの湯治旅館は、一足ごとに廊下がやさしく軋んで。

さて、館内を抜けると露天風呂らしい。
さっき「すみません〜、脱衣所はもうしまっちゃったんですけどそれでよければ〜」の一言が気にかかるが。


左隅の青いのが「しまわれちゃった脱衣所」。ブルーシートが打ち付けられてます。
ちなみに混浴・・・とか.
ぼのぼのにでてくる「しまっちゃうおじさん」を思い出してると、なるほど、脱衣所がしまわれてら。

・・・・
・・・・・

川べりにぽこんと風呂。そんだけ。
空を見上げると雲は早く、本当に雪でも降りそうな空.
いい温泉でした.