九州新幹線に乗ってみる。

sa-502004-10-23

大正生まれのばあちゃんが「鹿児島新幹線に乗ってみたい」と言い出したとかナントカで、鹿児島まで一族で行ってきた。



というわけで博多駅。ここから在来線特急で新八代に出て、そこで新幹線に乗り換えて鹿児島にいたる訳だが、案内上は完全に一本の列車になっている。みんな知ってるので問題ないみたいだし、実際はつばめにのっても熊本までに結構客が入れ替わる。新八代まで1時間半、ここまでも昔より早くなった。
博多から新八代までは自由席、そこからは指定席というこの旅、新八代でのわずか3分の乗換が懸案事項だったんだが。なんせ10人くらいで、1歳から70歳超までという超ハンディキャップ集団なので。通しで指定をとると原則として同号車同席番の席で、ホームを横切るだけでいいんだがそういうわけでホームを縦に移動つき。まあ全員乗換が終わらないとどうも発車しない模様なんだが。しかし3分は当然ながら何もする間がない。外観を見る暇もないので、時間に余裕があればここで1本遅らすのがいいかも。

新幹線800系車内
九州産の木材を背バックに、織物をモケットにつかったシート、鹿児島産の竹を細かくすだれにしたブラインド、相変わらず「粋な」車両に仕上がってます、九州新幹線。でもそのあとメンテナンスが行き届かない面があるんだよなあ、このきれいさが維持されることを願っているとあっという間に列車は加速してゆく。
途中の駅でも結構乗車あり、ちょっと料金的に割高なんだが、たとえば鹿児島に買い物だ!という時のワクワク感、そこで使うであろうお金とか時間を考えると、そう高いもんでもない、と判断する人もそこそこいるということだろう。実際には鹿児島から日帰りで福岡の百貨店に買い物に来る親子とかも結構いるということ、それはちょっと極端だがとりあえずお買い物需要とか、都市需要を鹿児島に発展させる一つのきっかけにはなっているみたいだ。