平日の商売とかだったらできないのかいな

よくある問題だが、結局中心市街地をどうしたいのか?つう問題に行き着くわけですよね.中心部の大きさを維持して賑わいを保つためには、ある程度の全国レベルの有名小売店文化施設の集中が必要だろうし、逆に小商圏にしてしまって、住宅を主体とした再開発をすすめるという手もあるわけで、方向性によって地元商店街とかのありかたも随分違うんじゃないかと.


 ◇市が活性化策を模索
前橋市がまとめた「市商店街通行量調査」で、市中心街の歩行者通行量が10年前の3分の1以下に減少していることが明らかになった。今年1月に閉館した「LIVIN前橋店本館」の影響も大きい。市は商店街内に「にぎわい課」を設置したり、市職員らから公募して内部組織「プロジェクト8(エイト)」をつくるなど、活性化策を模索している。
調査は66年から毎年(94年以降は隔年)、市中心部23地点とJR前橋駅前など5地点の計28地点で実施。今年の歩行者の総通行量は3万1942人で、10年前の94年(11万2762人)に比べ約72%減少。前回(02年)の4万2028人と比べても約24%の減少で、落ち込み幅も狭まっていない。28地点のうち増加したのは中心部2地点、周辺部3地点の計5地点のみで、市全域で減少傾向が続いていた。
 中でも閉館したLIVIN周辺で減少幅が大きく、同店西側地点の通行量は399人で、前回(2674人)の6分の1以下に激減。同店西南側の本町2丁目地点も800人で、前回(2064人)の約61%減となった。市は「調査当日が雨天だったことを考慮しても厳しい。中心市街地の一つの核が消滅した影響は大きい」としている。
閉店の理由が西友のリストラなのか店舗契約上の問題なのか単純に客層があわなかったのか判らないのだが・・・

中心街では調査実施後の7月12日、スーパー「フレッセイオリオン店」が閉店した。
こう書かれると、中心市街地の空洞化が急速に進んでいるようだが、他の記事では

 スーパーのフレッセイ(は16日、前橋市の中心部に新業態店となる「クラシード若宮」(前橋市若宮町1−5−1)をオープンする。高級食材や総菜の品ぞろえを強化、食に関心の高い消費者や高齢者を取り込む考え。同店の出店に伴い、市内のオリオン店(千代田町)と日吉店(日吉町)は閉店する。
ということで、人の集まるべきところが少し移動しただけと考えるのがよさそうだ.
逆に市の中心にはそういう「食に関心の高い消費者や高齢者」が比較的多く残っているということだよな.狭い商圏で行くのならそういう方向に特化した商店街づくりとか(個人事業者の集まりだから難しいだろうけど)、もっと広く行くんなら多様な文化を発信できる土台とか。あんまり言葉が思いつかないけど。
ぐぐってみたら.「にぎわい課」のサイトハケーン