商店街での祭り

sa-502004-07-25


山形県新庄市の南本町商店街が24日までの2日間、ほぼまるごと「100円ショップ」に変身した。空洞化に歯止めをかけようとの試みで、知恵を絞った商品が店頭に並んだ。

商店街の半数以上の26店舗が参加。見合い用写真やカラオケ1時間など独自色を競った100円商品に、街は往年のにぎわいを取り戻した。

 ネクタイ300本を売り切った紳士用品店員(53)は「昼食も取れなかったのは初めて。でも張り合いがあります」と大忙しだった。

短い記事だが、新庄市で商店街イベントがあった、つう記事.
河北新報のキャッシュだとこんな感じ.

商店街全体を「100円ショップ」に―。山形県新庄市中心部の活性化を目的とする市民団体「AMP」(斎藤一成代表)は23、24日の2日間、同市の南本町で「100円商店街」を開く。商店街を一つの店に見立て、各店に価格100円の品物を置いてもらい、買い物客の回遊を図るユニークな試み。大型店進出で空洞化が進む中、商店街が誘客に積極的に取り組むことで、自信と自主性を持ってもらうのが狙いだ。

 100円ショップは店内にさまざまな商品が並び、均一料金で販売されているのが売り。「100円商店街」はその特色を町に置き換えたもので、各店の店頭に100円で買える品を最低1種類は配置する。洋服、文房具など48の専門店が並ぶ商店街だけに、本物よりもバラエティーに富んだ商品構成が期待できる。

 商品は在庫一掃の処分品や他店から仕入れた品でもよく、40店以上の参加を見込む。斎藤代表は「例えば金物店ならクギやネジのつかみ取りでもいい。まずは知恵を絞ることが大事で、縁日のような雰囲気を演出できれば」と話す。

 新庄市中心街は、1990年代後半から郊外店進出により、空洞化が進行。核店舗だった生協共立社の「こぴあコープ新庄」も昨年3月閉店した。「大型店対策といっても、商店主はよく分からないのが現状では。行政主導型でなく、自主的に再生に取り組むきっかけをつかんでほしい」と斎藤代表。

 また、24日は各店前の道路を開放して「ストリートライブ&パフォーマンスフェスタ」を計画、参加者を募集している。フォークソングやジャズなどジャンルは不問で、大道芸やチームダンスなども歓迎する。
 連絡先は新庄市民プラザ内・斎藤0233(22)4200。

うーん、南本町ってここか.市役所目の前、町の中心部なんだが、こんな祭でもないと人を呼び込めないのが現実なんだよな.
ただし、町の中心部なんだから結局多くの人は働きにそこに来てるわけで、そういう人をどうやってキャッチするか、という視点に立てばこの「100円ショップ祭(仮)」も面白いんじゃないかと.これが小売ベースじゃなく、仕入れとかまで話が広がっていくともっと面白いのだが.そう考えたら大型量販店としてはこういうところと供給で手を組む、という方法もあったりしないだろうか.

ググって見たらこんなページもあって、まあいろいろやってはいるみたいだ.