日本の西の果ての線路

いや松浦鉄道のほうが、いやゆいレールのほうが果てなのかもしれませんが、地図で言うと本当に西のはずれをとことことは知る大村線。それでも家から2時間も走ればつくのがなんですが。

それにしても今日はむっとするほど緑が濃い一日。新緑はやっぱり東北だよね、とかえらそうに言ってすみません。


そんな海岸線で。そんなに田舎じゃないんだけれども、海が見えるだけで一気に秘境感が漂うのはなぜ?というくらい長閑な風景が続きます。国道から狭い田舎道を歩いて上ってくるとこんな風景に行き着きました。遠く近く聞こえるのは鳥のさえずりばかり。

国鉄色に戻されたキハ66、67が陽炎の中ゆらゆらと。

しばらくぶらぶらしていたら、はや日は西に傾いてきました。とはいえ日本の西の端、4時をすぎてもまだまだ日は高いのですが、ゆっくりと日差しが黄金色にあたりを染めてゆきます。そのあたりの畑から蛙の声が聞こえてきました。一雨ふるのかもしれません。


こんなにいい天気なんですけれども。